Making of Story : Tyvek Hand-Stencil Series
今週のMaking of Storyでは、「タイベックハンドステンシルシリーズ」の制作過程を紹介いたします。
このシリーズには、「タイベッククッションケース」と「タイベックユーティリティポーチ」が含まれており、どちらもベージュ(ライトグレー)とネイビーの2色展開です。
子どもの頃の思い出をデザインに込めて
子どものころ、濡れた窓ガラスに指で絵を描いた経験はありませんか?このクッションケースのデザインには、そんな懐かしいストーリーが込められています。YUM(ヤム)やPOM(クマ)が窓に指で絵を描いている姿をイメージしています。
ステンシル技法によるアート加工
アーティストが一点一点、丁寧にステンシル技法を用いてデザインを施しています。タイベック素材に対して強固に固着するスプレーを使用しており、デザインがしっかりと固定され、長持ちします。ステンシルの元データはアーティストの手書きのスケッチをもとにPhotoshop とIllustratorを用いてデジタルに起こされます。
戸田悠理による最初期のラフスケッチ。この段階では方向性を重視し、形の正確性や精度には関心を払いません。
画角を調整し、パス線などを使用し形を起こした最終データ。
この間に何十回も試行錯誤を繰り返し、理想的なイメージに仕上げていきます。
この間に窓ガラスに描いたイメージとしての水滴のたれ具合なども追加されます。
タイベックの特性
タイベックは、軽量でありながら耐久性に優れ、防水性や耐風性にも優れた素材です。また、通気性も持ち合わせているため、アウトドアシーンでも重宝されています。さらに、リサイクルが可能な点も環境に優しい特徴です。
夏のお出かけのお供に
この「タイベックハンドステンシルシリーズ」は、夏のお出かけにぴったりのアイテムです。軽量で持ち運びやすく、十分な耐久性があります。ぜひ、この夏のお供に加えてみてはいかがでしょうか?
今週もお読みいただきありがとうございます! 来週は「PVCスクエアトート」についての制作ストーリーをお届けします。お楽しみに!